ある日家でのんびりテレビを見てたら、インターホンがなった。 
見てみたら知り合いではないけど、近所でよくみかける女性だった。 
綺麗な人だったから覚えてたんだ。 
どうしたんだろうと、アホな私は無警戒でドアを開けてしまったorz 
最初は「最近引っ越していらした方よね~」から始まるただの世間話で、 
いったい何しにきたんだ??て感じだったんだけど、次第に私の主人の事を 
いろいろ聞いてきたんだ。 
「お仕事は?」「中国の人だって近所の方から聞いたけど?」(引っ越して 
きたといっても半年たってるので、趣味の関係での友達が近所にいる) 
一層何しにきたんだと思っていたら、案の定というか・・・

「最近じゃあさ!英語だけ喋れてもダメだというでしょ?それで私のキチ子 
ちゃんにね、中国語でも習わせようと思ってて~。ご主人土日お休みなら、 
かわいいキチ子(本当にこう言った)ちゃんに中国語教えてくださらないかしら?」 
おもわずぽかーんとしてしまったけど、丁寧にお断りさせてもらった。 
しかし粘る粘る。ひたすら昨今の日本の国際化がどうとか、キチ子ちゃんがどれだ 
け賢いかとか喋りまくり。しかたないので、 
「じゃあ平日でいいなら、私が教えましょうか?私も一応喋れますし。小学生にだったら 
基礎程度は教えれますよ。」 
と提案してみた。まあ綺麗な人だったんで、おかしな事言ってるな~とは思っても 
子供のため!で必死なんだと思ったんだよ。 

そしたら、「は??あなたじゃ意味ないの!あのね!ご主人に教えてもらわないとだめ!
だって凄いハンサムでしょ~。タイプなのよ!!知り合うチャンスでしょ!」
え・・・?何言ってんだ?と二度目のぽかーん・・・。
そして次はなぜか私の主人に一目ぼれしただかなんだか、キチママさんがどれだけ
私の主人の事が好きか語りだした。
この時点であまりの剣幕に怖くなってきて、「すいません、とにかく帰ってください。
中国語教えることもできませんし、迷惑です。」と無理やりドアを閉めた。
しばらくはドアをガンガン叩かれたり、喚かれたりしたけど20分ぐらいで消えた。

それからしばらくは何の音沙汰も無かったんだけど、いつも元気な主人が徐々に 
元気がなくなってきてるのに気付いた。どうしたのかと聞いたら、 
最近駅で知らない女性がお弁当を持って待ってたり、お弁当を断ると追いかけまわして 
きたり、仕事の帰りとかも改札で待ち伏せされて体を触ってきたりして気持ちが悪い。 
といって涙目になってた、どうも二週間ぐらいそういうことがあって、私が 
心配するからと言えずに一人で悩んでいたらしい。 
それで次の日仕事に行く主人と駅まで一緒に行ったら、やっぱりあのキチママがおりました。 
私の姿を見たとたん、「なんなのよ!この女!私の○○君をかえせよ!」と絶叫! 
思いっきり顔面殴られた。すぐに主人がキチママを抑え込んで、警察!警察!と叫んだんだ 
けど、とうのキチは「きゃあ~!こんなところで押し倒すなんてキャピ積極的ね~」とか 
ホントに気持ち悪いことをイロイロ言い出して、しまいにはウフとかいいながら空いてた 
手で主人の物をわしづかみ・・・主人はおもわず手を離してしまったんだけど、 
こんどはキチママが主人に乗りかかりだしてホントに気持ち悪かった・・・。

その間私は殴られたことがショックで動けず。そうこうしてるうちに警察到着して、 
全員近くの交番へ・・・。 
とりあえずイロイロ事情を聞かれて、今までのことを全部話した。 
その間もキチは「そんなことやってない!○○(主人)を奪ったのはこいつ!」 
と絶叫。もういろいろ修羅場だったけど、そのうちにキチ旦那が到着。 
すごいひ弱そうなご主人で、ひたすら謝ってきて、ご主人がいうにはキチさん 
本物のキチだったよう・・・・。1年前に施設から出たばかりだったんだって。 
ちなみにキチ子ちゃんは実在するらしい。 

そいでもう主人も私も憔悴しきってたこともあって、とりあえず我が家に近づかない 
ことだけを約束して被害届とかは出さなかった。 
それから、キチに変な噂流されたり主人の下着が盗まれたりと 
イロイロあったけども、キチが病院送りになったためやっと最近平穏を手に入れる 
ことができた。