子供の頃のいくつかあるプチ修羅場のひとつを。確か小5だった。 
(プチなわりに長くなった。すまない。) 

ある夜、うちの親父が友人♂と自宅で酒を飲んでいた。 
その友人は当時度々家に訪れ、話の面白い人だったんで自分もよくその人と 
話をしたり、いつものように和気藹々としていた。 
で、子供の自分は寝る時間になり、2階の自室へ引っ込んだ。 
夜更かしな性分で、なかなか寝つけず、布団には入ったが 
ナツメ電球の明かりで図書館で借りた本を読んでいた。
 

しばらくして、誰かが階段をのぼってくる音がした。 
寝ていないことがばれると怒られる、と思って寝たふりを… 
としたところで、「ガシャーン!」と予期せぬ音がした。 

┏(゚ェ゚)ェ? 

びっくりして起き上がると、部屋の出入り口のガラス障子?が割れて 
破片が散乱していて、割れたガラス障子越しに弟の金属バットを持った 
親父の姿が見えた。 

( ゚Д゚) 

再度ガラスを割り始めた親父を、あわてて駆けつけたおかんと友人が制止したが 
ガラス障子は見るも無残な状態。枠しか残ってねえw 
自分は何でそんなことをされるのかわけがわからず号泣。 

後日、おかんから聞いたところによると、自分が寝た後 
徐々に親父の機嫌が悪くなり、あの行動に至ったそうだ。 
機嫌が悪くなった理由は 
「おかんが甲斐甲斐しく友人に世話を焼くのが気に入らなかった」だそうで。 
なんだ、やきもちかよ下らねぇな。客をもてなすのはあたりめぇだろ 
と子供心に思った。 
しかし、なんで自分にとばっちりがきたのか。 
隣の部屋では弟妹も寝ていた。子供は自分だけじゃないのに。 
…これもやきもちかorz 自分がその友人と楽しく会話してたの見てるしな。 


こんな酒乱DV気味な親父だったが、色々あって今では牙の抜けた虎のようになっており 
孫にいじられまとわりつかれて困っている状態になっているw 
親父自身、早く親からの妙な呪縛(毒親っぽかったらしい)から解放されて 
今の幸せをかみ締めることが出来ればいいがな。