夫は前妻の子で、生母とは死別。 
後妻が来た時、既に高校生だったので継子いじめとかは無く、当たり障り無い仲。 
夫は年の離れた弟(異母弟)の事を、凄く可愛がっていた。 
義弟も家族中から愛されて育ち、素直な良い子。 
私が夫と結婚した時、義弟はまだ小学生だったので、私も可愛がっていた。 

その弟も大人になり結婚して子供が出来た。 
義弟夫婦は義実家で同居していて、私達夫婦は近距離別居だった。 
夫の実母では無いのもあり、義母は私達夫婦には干渉して来なかったが 
数年前に義父が他界してから、同居の義弟一家には過干渉になっていたらしい。 

義母の運転する車が単独事故を起こし、同乗していた義弟と甥が亡くなった。 
義母はほぼ無傷で助かった。 
一人残された義弟嫁は、心の中ではどう思っていたにしろ義母を責める事は無かった。 
1周忌が済み、元々血が繋がってない義母と義弟嫁と夫の関係はぎこちなくなって 
義弟嫁は実家に帰り、夫も義実家に行かなくなってしまった。 
その義弟嫁から呼び出され、久しぶりに会う事になった。 
そこで聞いた信じられないような話。 

義母は義弟嫁に「これで息子の孫も自分だけの物になった」 
「もう貴女に息子を奪われないで済む」「これで良かった。満足している」 
と言ったらしい。酒は呑んでおらず、大変冷静に話したらしい。 
どう反応して良いか解らず、呆然とする私に、彼女はボイスレコーダーを差し出した。 
「お義母さん、昨日の言葉はどういう意味なんですか?」 
という義弟嫁の声に、間違いなく義母の声で、さっき彼女が言った通りの台詞が返って来た。 
再生が終わると彼女は「お義兄さんの事、気を付けた方が良いですよ」と言った。 
どういう意味か聞くと「お義母さんは、お義兄さんを夫(義弟)の代わりにしようとしてるみたいです」 
と言って帰って行った。 

多分これから修羅場。