彼氏も居らず、いろんな人にいいご縁があれば、と頼んでいたら友達の結婚式で勘助紹介された。

しかし、勘助は挨拶と生返事くらいの反応しかせずに、特に進展することもなく終了。

勘助も同じように「誰かいい子がいたら」と頼んでたけど、主に外見上の理由で私はお気に召さなかったらしい。

気に入らなかったのは良いけど、「ブス必死pgr」とも言っていたらしく、喪って辛いなあとちょっと泣いた。


そんな出来事から10年以上経過したある日、友達夫婦の家に勘助から突然電話が掛かってきた。

(ちなみに友達(女)と勘助も10年近く連絡取ってなかった)

「お前の結婚式で紹介された私子の連絡先教えて」

「何で?」

「付き合ってやってもいい。ま、結婚はまだ考えられないけどwww」

※ 勘助は当時40歳過ぎ

何を言ってるんだと友達が聞き返すも、俺様持論を繰り広げる勘助。

面倒くさくなった友達が「私子ならもう結婚してる」と教えると

「そんなはずは無い!私子は俺にベタ惚れだった!永遠に俺を待っているに決まっている!!!」

二次会で30分くらい、お酌と取り分けくらいしかしてないのに、何故か永遠に愛を誓ったことにされていたw

この二次会の時に別の出席者(男)の気分が悪くなったんだけど、自家用車で来てた私が買出ししたり、介抱したりしてたのは

「勘助に家庭的&尽くす女アピールv」

だったそうだwww

(これが「ブス必死pgr」に繋がるらしい)

友達も暫く「お前の勘違いだ」と言い合いしてたけど、その電話の途中で勘助がピコーン!名推理!みたいな口調で

「わかったぞ!友達美、お前も俺のことが好きだったんだな!嫉妬で私子の連絡先を隠してるんだな」

とか言い出したので

「市ね勘違い野郎」

と告げてガチャ切り、夫婦で縁切りしたそうだ。

勘助のイマジネーションってすごいな。