今から15年ほど前の小学生の時。 
自分は自他ともに認める温厚な人間で怒るということがほとんどなかった。ここまでが前提。 
五年生になったあたりから所謂オタグループに所属していた自分に対して、DQNグループがちょっかいをかけてくるように。 
陰口を叩いたり、軽い暴行や、教科書に落書き…etc... 



鈍い自分はあまり気にしないでいたのだが、自覚のないまま鬱憤が溜まっていた模様で、卒業まで何週間か残すところとなったある日の掃除の時間。 
DQNグループのリーダー格の人間が雑巾を投げ付けてきたところで爆発。 
頭の中は真っ白だったが、覚えているのは最初に飛び蹴りしたところまで。 
当然、終わりの会で話題になる訳だが、なぜかそいつらを除くほぼ全員が、そんな事する奴じゃないし、爆発したのはDQNが悪いと、私のことを擁護。 
手を上げたのに、何故か相手が悪いことになったっていうお話しでした。