別の部にAという男がいた。ドラマか漫画に出てくるような卑劣漢。B部長の腰巾着で、気に入らないと後輩虐め、新人潰しは日常茶飯事。 
俺は違う部だったんだが、会議でB部長の問題点を指摘したら嫌われ、Aの標的にもされた。Aは役員にあることないこと吹き込まれて、危うく懲罰会議にかけられそうにもなった。 
嫌がらせが5年も続いた頃、同業他社に引っ張られたので迷うことなく転職。その同業他社には、Aに潰された後輩CとDがいた。 
「君たちこの会社で頑張ってたのか」と懐かしい話をしているうちに、二人から「Aに復讐したい」と相談を持ちかけられ、「俺も実は…」で計画実行に… 


まず、深夜にAをライトバンで拉致。 
頭から布袋をかけ布テープでぐるぐる巻き、耳にはヘッドホンでヘビメタ大音量、腕と足には業務用の大きなタイラップで拘束。 
暴れると蹴りを入れおとなしくさせながら、深夜の高速を北関東の奥地へと…

廃墟でヘッドホンだけ外して、無言で殴る蹴るを続けた。 
たまにガイジン風の怪しいアクセントで 
「殺ス、ドウスル?」「くらいあんとノ指示待ツヨ」「指切ルカ?」「耳ハ切レ言ワレタ」「鼻ハドスル?」 
で、合間合間にスタンガンの音をバチバチバチ!とさせてたら、Aは小を漏らしやがったw 
最後は、廃墟の中の一部屋に連れ込んで 
「…次ハB部長ネ、オマエ生キタイナラ、余計ナコト話スナイヨ。警察知ラセタラ殺スヨ。ワカタカ?」ウンウンと頷くA。 
で、手元に百円ショップのカッターを握らせて、俺たちは廃墟を出た。 

次の日からAは無断欠勤して退社しましたとさw 
ちなみにB部長は数年前にガンで死んだ。