親が原因の怪我は結構たくさんしてきた 

最初は父親、私は幼稚園児 
自転車の補助輪を外す練習の時、支えていてくれるはずの父親が全力で突き放したおかげで、 
猛スピード回転のペダルに足が付いていかず猛スピードそのままで転倒 

右足が血まみれになった娘を父親はかついで帰宅 
水洗いと消毒をされて終了 
未だに膝に痕がある

二番目は母親、私は小学生 
駐車場に母が車を入れようとした際、車を降りて誘導しろと言われ誘導 
ストップ、といい手も母親に手のひらを向けたのに何故か思いきりバック 
足の甲の上に車のタイヤが乗ったまま何故か母親停車→エンジンを切る 
足を動かすとヤバい、と本能で思いどかしてくれ痛い痛いと叫ぶものんびりとキーを抜き下車する母親 
何してるの?と微笑む母親に軽く殺意を覚えつつタイヤに足をひかれている、と伝えるも 
えー?wと笑う母親 
自分の目で見て初めて理解したらしく、少し慌ててようやくどかせた 
車のタイヤは柔らかいから大丈夫よね、と言われたが完璧に紫の痣ができていた 
暫く足を引きずったにも関わらず、びっこなんてみっともないからやめなさい!と叱られた


三番目は祖母、同じく小学生の時 
遊びに来た祖母が子供部屋に泊まった 
嫌がらせのように夜中になっても話し相手にさせられ寝不足続きのある晩 
子供部屋なのに煙草を吸いつつ小学生の睡眠を妨害する祖母にイライラしていたら祖母が先に寝落ち 
寝不足のため直ぐに寝付いたが、違和感を感じ唐突に起床 
動機の元を辿ると、祖母の手を離れ私の頭の方で床を焦がす煙草 
祖母をたたき起こし、火事にする気かと怒鳴り付けるも消しといて〜と布団に潜り込む 
死ぬ!と思い父親の灰皿を取りに行き煙草を消した足で両親へ苦情 
祖母と一緒じゃ死ぬと訴えるも、焦げただけでしょと追い返された 
翌朝、焦げたフローリングを前に訴えても駄目 
それ以降、自衛するしかないので祖母が子供部屋で煙草に火をつける側から消してまわった

四番目は父親、中学生 
これは単に死にかけた 
屋内駐車場で、先に降りろと降ろされて荷物を取ろうと停車した車の後ろへ 
父親はこのとき、もう少し下がれると思い、バック 
あと少しでひかれかけたが、とっさに大声をあげたおかげでなんとか数センチで停止 
危うく死にかけた 

親、祖母が原因の怪我や死にかけた話で印象が強いのはこの辺り 
こちらが大怪我したり命が危うくなっても動じない両親との関係が精神的に修羅場 
その場その場で、親の対応の酷さに本気で泣いた 
よく五体満足で生きてきたと思う