小学校高学年の頃文通していたので、学校から帰るとまず郵便受けを覗き、
自分への手紙が届いてないかチェックするのが習慣だった。
ある日いつものように郵便受けを開けると、チラシやDMにまじって官製はがきが届いてた。
で、文字がすべて真っ赤で見るからに殴り書き。宛先は父。
差出人は苗字が自分と同じ、たぶん親戚だけど知らない人。
内容は、
・お前の名前は偉い坊さんの名前からとったものだ
・その名にそぐわないことばかりする親不孝者
・8万円耳を揃えて返せ
父はいわゆる毒親でよく知らない親戚からこういう葉書が届くのも納得してしまった
当時の自分の麻痺っぷりも大概だけど、それを母に恐る恐る見せても「まったくもう」
みたいな反応しかせず父を放置し、その当時も荒れてた家庭環境がその後どんどん荒れていって
個人的にその後の人生がしばらく修羅場だった。
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