自分の若い頃の修羅場。 
小学生でモアレ検査っていう、側湾症っていう勝手に背骨が曲がる病気にひっかかった。 
再検査することになって、詳しく調べたら悪くって、医者に「なるべく早く手術を」って 
すすめられたんだけど、そうしたら、親が「背骨が曲がっても、自然のままで生きていけばいい」 
って、手術しない方を選択した。医者はけっこうキレて、「好きにしろ!」っとか怒鳴ってたと思う。 


それから5年経って高校の時、どうしても腰が痛いし、明らかに背骨が曲がりだして、 
親に手術させてくれって頼みこんだけど、両親は拒否した。 
肋骨とかが圧迫して、呼吸とかもしにくくなるから、走るとしんどい。 
だんだん目で見て曲がってるって分かってくる。 
担任もヤバいと思ったみたいで、両親に三者面談の時とかに話してくれたけど、 
「教育方針の違い」で片付けられて手が出せない。 
金がないのでも、愛されてないのでもない、盲腸とかの手術は普通にさせてくれるし、 
本当に普通の親なんだけど、この手術だけはがんとして拒んでいた。 
「死ぬ危険性が1%でもあるなら、やらせられない」って泣かれたこともあるけど、 
何回も入院や手術したことあるから、本当に意味分からない。 
何とか分かってもらおうと訴えても、「反抗期」「お前も親になったら分かる」で全部片付けられた。


18歳で就職して、自分のお金でようやく病院で再検査した時には、 
もうまっすぐにはならなくなってた。 
前に診療した病院に行ったら、「もう手遅れ。これは手術できない」って言われたのが修羅場。 
その後、会社の事務の人がすごく良い人で、病院とか色々手を尽くして調べてくれて 
何とか県外の大学病院で手術できることになったけど、親が猛反対。 
血縁者が保証人にならないと入院できないのに、親は絶対サインしてくれなかった。 
当時つきあってた人が、結婚したら自分が保証人になれる、ってプロポーズして 
くれたけど、親の許可がないと結婚もできなくて、もう修羅場。 
20歳になった時、その時つきあった人に事情を話して逆プロポーズかまし、 
両方の親の反対押し切って結婚するまで約1年。そのまま手術しようとしたけれど、 
今度は大学病院の予約待ちで待たされ、結局、手術できたのは、さらに進行した 
21歳になってからだった。退院する直前に、旦那が浮気してるのを知って、 
私が死ぬような思いで痛みに耐えてた時に見舞いにも来ない怒りの勢いで離婚。 
親は手術の時に絶縁を言い渡されてたけど、一応離婚の連絡をしたら、さらに絶縁の連絡が来た。 
それから、実家には連絡とってない。多分私が住んでるところも知らないと思う。 
今はもう30代終えようとして、それなりに幸せに過ごしてるけど、 
側湾症の手術、検査させるぐらいなら手術まで義務づけたらいいのに、 
それなら人生変わったのに、といまだに思ってるよ。