今日の修羅場。

姉からの

「腰痛で動けぬ。救助頼む」

メールで、夏休み中なので運転要員として出動。


小2の姪っこも夏休み、私の車はチャイルドシートがないので姉の車に乗り換えて病院へ姉を送る。

金曜日なので込み合ってるだろうから、姪っこを連れてどっかで時間潰してくれとのこと。

適当に本屋めぐりしてたら、12時前、姉から

「死ぬほど込んでいる。診察はまだ。お腹すくようなら、先に食べちゃってて」

と連絡。

姪に

「どこか行きたい店ある?」

と聞いたら、ローカルテレビで紹介されていた、小じゃれたイタリアンカフェに行きたいとのこと。

「子供連れ平気かな」と問い合わせる→「大丈夫ですよー」とのことだったので、一応隅っこの席を予約してもらった。

そしたら、予約席の隣の席のババア二人+幼稚園くらいの女の子三人連れがアホのようにうるさかった。

対角線上の店の隅にいる女性客達がこっちを凝視するレベル。

内容も

「アタシ、Aちゃん嫌いなのよ。キツい感じでしょ?」というババア1.

どうやらAちゃんというのはババア1の孫娘ちゃんのお友達らしい。

お友達を貶され、俯く孫娘ちゃん。

それにフォローしないとごろか、さらに盛り上がるババア二人。

あまりのことに唖然として隣席を見る姪。

そしたらババア2が

「姉さん、やーね、見られてるわよ」

ババア1は

「そうねー。孫娘ちゃん、隣のお姉ちゃん(おそらく姪のこと)に怒られちゃうから静かにしましょうねー」

いや、うるさいのはアンタとアンタの妹で、孫娘ちゃんは一言もしゃべってない。

さすがに言い返そうとしたら、姪が

「え?おばあさんのお孫さんのしつけの責任を私に押しつけられても困ります。それに私、孫娘ちゃんか可哀想だなって思ってみてただけで、怒るならおばあさん達にだけです」

と返した。


「まっ……」

「なっ……」

と絶句するババア二人。


姪に

「姪、そんな本当のこと言ったら、おばあさん達が気を悪くして、孫娘ちゃんに八つ当たりしたらどうするの。こういうお店で、小さな子ですら守れている、静かに食事をすることすら守れない人達なの。世の中にはいろんな人がいるのよ」

と聞こえよがしに諭す。

周りからはクスクスと

「確かにねうるさいのはおばーちゃん達だけだよね」

「孫ちゃんいたの?ってくらい静かだよね」

の声。

いたたまれなくなったのか、ババア二人は食後のデザートを急かして持ってこさせ、完食した後、会計の時に

「何なのここの客!」

とキレていたが、孫娘ちゃんは

「おいしかったです。ごちそうさまでした。今度はママと来ます」

と丁寧にお辞儀していた。

きっとババアはともかく、親御さんの躾はいいんだろう。

その後、その店で食ったことを知った姉が

「何故私を待たなかった!そんな面白いもの見たかった!」

と拗ねたのが軽い修羅場。

しかし時間的に、姉の診察終わりを待ってたら、あの場面には遭遇できていないと思う。