●元彼A
当時20代後半 地方出身東京住み
●私
当時20代前半 東京生まれ東京育ち
●A彼家族…父、母、弟、妹
A地元住み
●A彼地元友達…B子、その他多数
A地元住み

Aとは友だちを介して知り合い、好きな芸人が一緒だったことから話が弾み、Aから
「絶対付き合って良かったと思わせるから」
と言われて付き合うようになった。
Aは旧帝大院卒の地方出身東京住み。
大手企業勤めで「俺が俺が」というタイプではあったが、
笑いのツボがかなり似ており、楽しくお付き合いしていた。

恥ずかしながら、
「もし子どもが出来た時、自分で責任を持って育てられる年齢になるまで、Hはしない」
と思っていた私はまだ処女。
Aと付き合うまで何人か付き合ってはいたが、
皆それを了承して付き合って貰っていた。
ただ、もう大学も出てたし、
Aとも漠然と結婚の話をするようになり、
私にとって初めてのHもした。
そしてAはそのことをちょっと誇っている様だった。

Aと付き合っていくうち、頻繁に地元の友だちと連絡しているのが目に付いた。
日がたつにつれ分かったことは、
どうやら中高と頭の良かったAは友だちに放課後勉強を教え、
皆はAを“A大先生”と呼んでいる。
更に明るい性格もあって相当慕われ、
旧帝大院卒→大手企業勤めというのも地元じゃかなりの英雄らしかった。
なので、Aが東京に出てきてからも皆で連絡を取れる様、
A大先生ページというHPを作って皆で交流を図り、
その地元の友だちが結婚しても絶対嫁や夫はそのグループに入れられ、
誰かに子どもが産まれりゃA大先生Jr.と呼び、
Aが、盆、正月、GWに夏休みと地元に帰りまくる度に皆で集まっていた。
友だちがAを英雄扱いしているのもそうだったが
A家族もAをとっても誇っていて、頻繁に連絡がきていた。
Aも
「東京は人が住むところじゃねぇ、人間が冷たすぎる」
だの
「地元が1番、地元最高」
だの散々言っていた。

ある時、2人で海外旅行に行くことになり、空港で
「旅先で何かあったらいけないから、家族には伝えておいた方がいい」
となり、Aが実家に電話をした。
A「今から○○にいくから~」
A母「誰と?」
A「…友だちと…」
私「!?」
A母「あぁ、◎◎くん?」
A「…いや………彼女と…」
というやりとりをした後、旅行へ。
その旅行も、ツアーなのに色々と俺が俺が行動されまくって
散々なものだったが、帰ってきてからが軽い修羅場。

まず、東京に彼女がいると知ったA母が錯乱。
「Aが東京の女に騙されている!!!」
となり、家族会議決行。
(もちろん私はA母と会ったことも話したこともない。)
A妹、A弟で地元のA友だちに聞きこみ。
その中でB子が
「所謂東京の人!イケイケな感じ。全く私たちと合わない」
とか吹き込んだらしい。 そして私の大学を
「よく分かんないしょぼいとこ」 と。

というのも、
「B子が東京に来るから東京を案内して欲しい、
でも電車の時間があるから時間制限1時間ちょい、場所は渋谷」
とAにいきなり言われ、Aと一緒にB子に会ったことがあった。
私も、渋谷で1時間半とイキナリ言われて
どこに連れていけば良いか分からず、
「渋谷っぽいところで!!」
と言われので、ハチの前を通ってスクランブル交差点を渡り、
私の人生で2回目の109に行き、
その後駅でコールドス○ーンでアイス食べる、というのをした。


その際、B子は「ハジメマシテー」の後
即座に「大学どこですか?」と聞いてきて、
私が大学名(都内の専門性が高い私大)を言った後、
B子「あぁー…」
A「知らんだろ?w」
B子「うん、全っ然知らないww」
というのが目の前で繰り広げられたのは鮮明に覚えている。
とりあえずB子には109が衝撃だったらしく、私の
「私も来たの2回目なんですよねw」
の言葉はどこかへ行き、“A彼女はイケイケ”になったらしい。
私の格好も完全にカジュアルなんだが…。

A母はB子の情報に更にヒートアップしたようだった。
…そのことは全て、A本人から面白おかしく伝えられた。

しかもA母に私の連絡先を聞かれたAは勝手に教えた。
私は知らない番号は出ないので、
知らない番号で埋めつくされる携帯の画面を見て
「…もしや…」
とは思ってた。
A母はA自身にも更に頻繁に連絡を入れてくるようになり、
「今彼女と一緒にいるなら電話をかわって欲しい」
と電話口でわめくように。
その要求の仕方が若干異常だったので
さすがにAも私を電話口には出さなかったが、
「俺って皆に愛されてんなー、俺のこと大切にしろよ~!」
とか言ってた。
A大先生HPには、B子のお陰で
『大先生が東京の女に蝕まれてる』的なことが書かれ、
『処女をひけらかして純粋ぶって騙した』
『おれたちで救わないと!!笑』等とも書かれていた。
(処女だったってのを女も含む友だちに言ってたってことも恥ずかしかった)
そのHPを面白がって私に見せるA。

A自身の「東京の人間は冷たい」だの「地元万歳」発言も
どんどん増えて、きていよいよ限界になり、とうとう
「うるさい!“東京の人間は東京の人間は”って、
東京なんてAみたいに地方から出てきた奴ばっかりなんだよ!
つーかそんなに地元がいいなら東京出てくんな!
私の地元は東京なんだ、地元を悪く言うのもいい加減にしろ!」
とブチ切れ、
「仕事の為に仕方なく来てこんな所で頑張っているんだから
それを黙って支えるのがお前の役目だろ」
「今度お前を俺の地元に連れて行ってやって、
皆に査定してもらおうと思ったのに」
「東京生まれ東京育ちだからって自慢してるんじゃねぇ」
「…でもこんなに出世株を逃したら勿体ないと思う。
だからまだ一緒にいてあげる」
とか意味不明なAに別れ話をした。

その後、Aの家にあった私の荷物を送ってと言ったら断られ、
直接受渡すと言う名目で1回喫茶店で会ったが、
「俺レベルがお前なんかと付き合わなければ良かった、時間が勿体無かった」
「地元の皆のおかげで目が覚めた」
「最初から性格が合わないと思ってた」
と散々怒鳴られ、最後に
「子ども産めない女なんて結婚出来ないんじゃないの」
と満面の笑みで吐き捨てられ、不覚にも泣いてしまった。
(Aと付き合っている最中に、病気で不妊っぽいことが分かった)
喫茶店の周りの人たちには、私がふられて泣いていると思われたかもしれない。
超不覚。

もし今、ばったり会ったら蹴飛ばして
「優しい旦那さまと結婚できましたけど!?まだ東京いるの?」
って言ってやりたい。(…カプ板にいてすみません)

A母がおかしくなったのと地元の友だちが突っ走り始めたのも
精神的に修羅場だったのだが、
喫茶店で最終的にAに言い放たれた言葉によって
「AやA友だちが言うようにとりえのない駄目人間なのかも…」
「不妊なんて本当に結婚出来ないかも…」
と凹んで胃腸炎になり、やせ細り、
更に人生初の蕁麻疹が体中に出て寝込んだことが
今思えば1番修羅場だった。

一応言っておきますが、地方出身者の方全員を
毛嫌いしているわけではないのであしからず。