私子 21歳 低身長で童顔 大学生
彼男 23歳 私子の彼氏 同棲中
おた男 17歳 顔は普通の電波
あに男 17歳 太った電波
ごす子 17歳 ゴスロリ 私子のバイト先の同僚

1ヶ月前、私の携帯に知らないアドレスで、下記の内容が書かれたメールが届いた。


我が姫 リスミティ様へ
早く逢いたい、貴方に逢いたいのです

貴方を護る騎士 アルフェ

我が妃 リスミティ
愛してる、お前に早く記憶が戻る事を祈る
お前が愛する王 スタンディント


気持ちは悪かったが気にせず削除した。 


それから毎日、似た内容のメールが送られるようになった。

内容を纏めると
・私の前世は姫。名前はリスミティ。
・私は前世でスタンディント(王)の妃
・私にはアルフェと言う王宮騎士が付いていた
・アルフェは私を好いていた
・私には双子の弟のアルミティが居る
・私は天使 アルミティは悪魔に墜ちた
・アルミティを助けるには私の命が必要
・そして私はアルミティを助けるために死んだ

恥ずかしい話し、漫画は少女マンガしか読んだ事がなく、ゲームもマリオやぷよぷよ位しか知らない私には理解できない話でした。
だんだん嫌でも理解させられていくんだけどねorz 

そして一週間前、王様から

「アルミティがまた堕天した。今度はお前を死なせない明日アルフェを迎えに行かす」

そう通達が有りました。
どうせ冗談だろうと放置して、次の日も普通に過ごすことに。
しかし大学からの帰宅中、不意に背後から声を掛けられました。

「オルフェです」

その声に、吃驚して逃げようとする私にオルフェ(仮)はマシンガントークで続けます。
記憶は曖昧だけど、私がごす子に貰ったピアスを
「そのピアスはまさにアルミティ様と分けたピアス!」とか何とか言ってた気がする。 

その時の私は、理解出来ない言葉の多さに、怖くて泣きそうになっていた。

「泣かないで、リスミティ様」

そう私の涙袋をなでるアルフェ(仮)。
怖くてどうしと良いか解らなくて足が竦んでたら
近所の叔母さんが車で通り掛かって、叔母さん助けて!って叫んで乗せてもらい帰還。

この時は感謝したけど、叔母さんのせいで修羅場が拗れてく事になりますorz 

その夜に彼男に事の次第を説明するも
「自意識過剰じゃねm9(^д^)」みたいな反応、そして凄く不機嫌。
しかもアルフェ(仮)から
「姫驚かせてしまい、申し訳ない。
あの応で解りました、姫は記憶を取り戻されたのですね。
驚き動揺されたのでしょう。心中お察しします。
王と相談し金曜日の夜姫を迎えにいく次第になりました。」

王様からは
「あの男(多分彼男)はリスミティには相応しくない。彼奴は悪魔の化身」

というメールを頂きgkbr。しかし何故か彼氏は不機嫌で話を聞いてくれず
遂に一昨日の金曜日、アルフェと王様がやってきてしまいました。ひとりの悪魔を連れて 

金曜日の夜。いまだに不機嫌な彼と気まずい食事を済ませバナナマンのDVDを鑑賞していると
インターフォンがなり、恐る恐る覗くとバイト先で懐いてくれてる後輩のごす子がいました。

私は安心して、玄関を開けると隠れていたのかアルフェと太った男が現れそのまま有無を言わさず部屋に入ってきた。

物音に気付いたのか寝室でゲームをしていた彼が出てきました。
やった助かった!と彼の方へと走り寄ろうとした瞬間

「てめぇ!やっぱり浮気してたんじゃねぇか!!」

そう叫ぶ彼氏に殴られる私。何故か私を庇うアルフェ(仮)

ア「貴様!姫に手を上げるとは!!!死にたいのか!」
彼「誰が姫じゃ誰が!!あぁっ?!」
彼男再び叫びアルフェを殴り、アルフェ撃沈。 

此処まで読めば解ると思いますが
アルフェ=おた男
太った男=あに男
アルミティ=ごす子です。
以下めんどうなので呼び方を上記の様に固定します。

おた男が殴られ、私と彼男の間に入ってきたのはあに男でした。

あに男「貴様ァ!許さん!!矢張りお前が悪魔か、己アルミティを堕天させやがって!」
彼男「誰が悪魔じゃ!お前も浮気相手か!!」
彼男再び叫びあに男を殴る。
あに男が何かを言い返そうとする度殴り
私はかなり引いていた。でも殴られた事から彼男を止めようなんて事はとてもじゃないが思えなかった。

一通り彼が暴れ私に再び殴りかかって来た時、空気だったごす子が口を開いた。

ごす子「リスミティ姉様が浮気とかする訳ないじゃない。ましてや私を堕天させた悪魔がこんなひょろくちゃ詰まらないわ」


その言葉に攻撃が止み、一旦離れて次の日みんなで落ち着いて話すことになった。

三人は帰り、私は彼男が謝ってきたけど、怖くて友達の家に泊まりました。 

そんな訳で昨日の土曜日、夕方から話し合いに。
此処からちょっと長くて電波な発言が多いから箇条書きで失礼。



初期のみんなの言い分
おた男
・私子は姫。自分は騎士
・自分は私子を前世では好いていたが今は他に慕う相手が居る
・恋心は失われたが忠誠心はある
・自分は恋心を失い生まれ変わった

あに男
・私子は嫁。
・彼男は私子をも堕天させる悪魔
・前世で自分は魔法が使えたが魔法を失い生まれ変わった
・私子が目を覚ませばすむこと
・私子とは前世の繋がりで仕方なく付き合ってやる

ごす子
・私子は私の双子の姉
・神様が意地悪で私子と分けて生んだ
・女に生まれたのは私が堕天したから
・前世で私子に救われたから今は堕天してない
・私子が悪魔(彼氏)に堕天させられないように助けたい
・あに男とおた男と居たら 私子が破滅する 

彼男
・浮気したんだろ
・二人とか最低だな
・姫とかきもいm9(^д^)
・殴った事は謝る

私子
・浮気?なにそれ
・前世?なにそれ

こんな感じで何を言っても前世前世、浮気浮気で頭痛、orzってなった。
でも割かしまだ正常な彼男が段々三人が可笑しいんだって気づいて
三人を二人で協力して目覚めさせる事にした。
これがかなり大変で何を言っても設定に忠実に合わせてくるの。
これがかれこれ5時間位。ボロを出さない訳ではないんだけど
論破しても屁理屈で返してきて話にならない。 

もう深夜だったし、本当どうしたら良いか解らなくて
ごす子が学生って言ってたのは知ってたから。「いい加減、学校に言うよ?」と聞いてみた。
絶対電波さんには聞かないと思ったんだ、正当化っていうか私達は悪くないみたいな感じだったから。

だけどその中のおた男が、一気に真っ青になって土下座。電波二人もびっくり。
そしておた男は土下座したまま泣き出し今までの経緯を吐き出した。

おた男の経緯と言い分
・ごす子とあに男は高校でイジメられ通信に通っている
・自分は同じ学校内にある普通科の生徒
・ごす子とあに男は変に波長が合い意気投合
・しかしごす子はレズで私子に好意を抱く
・それを友達のあに男に相談
・あに男はちょっとろ/り/こ/ん
・背が低い私を気に入り奴隷(本当に言った)にしようとした。
・自分は好きな子が居て、あに男に好きな子にひどい事をすると脅されていた。
・俺はあに男達と違って学校にも行っているし進学もしたいだから学校には言わないで

まとめるとこんな感じ。流石に他の電波二人もかなり狼狽えてました。 

次にごす子が諦めたのか泣き出して「私子さんごめん…」と言い出した。
そして主張が一変した

ごす子の言い訳
・私子が好きで何とか近付きたかった
・あに男相談したら前世での繋がりを強調しろと言われた
・設定はあに男と作った
・あに男が段々協力してくれなくなる
・あに男が私子に好意を抱いて居るのを知り奪還しようとした
・昨日三人一緒で来たのは私子にどっちに付くか選んで欲しかったから

最後には泣きながら謝った。ちょっと可哀想だと思ったが彼女の耳についたお揃いのピアスが気持ち悪かったです。 

だけどあに男だけは全く折れてくれなかった。

とりあえずおた男とごす子には
「学校に言わない変わりにご両親には話す」と説明して
夜中だったしご両親に電話して貰った。
流石にレズだとかは家庭の問題もあるし説明しない事も配慮して私が説明した。

二人のご両親も良い方で凄く謝られた。
あに男はふてくされて居た。 

数十分して8人の大人が召還された。
ん?と思って話を聞くと、あに男のご両親も経緯は知らないが来ていた。

とりあえず説明した通りであることと
今後私には近付かない約束を取り付けた。
働いてる場所を三人が知ってるのが嫌だったからバイトは私が辞めることにしていたので
その旨も伝えた。

あに男は相変わらず謝らなかったが
あに男父が頭を無理矢理下げさせていた。

そして色々して帰って頂いた。 

ご両親御一行が帰って
さすがの彼氏も「こいつ浮気してない!やべー」と思ったのか抱きしめて「辛かったよな」とか言い出すので
金的を喰らわせて、やった。

それでも今までの怒りは収まらなくて、正座させて、彼氏が泣き出すまで説教した。
また殴られたら嫌だったからカメラを回していた。

彼氏の言い訳だと
帰りながら近所の叔母さん(助けてくれた人)に浮気をほのめかされて
冗談と思っていたが玄関で叔母さんが言っていた様な男が来ていたので
逆上した、と説明してきた。

怒鳴る程度なら許せたけど殴られたので許せずに、今朝お別れしました。
彼氏はうだうだ言ってますが今は無視してます。

とりあえず来週友達の紹介で女子寮に引っ越します