大学で知り合った女友達(A)は派手好きな私とは好対照なタイプだったけど、何故か気が合って仲良くなった。
面白いし、優しい子だなーと思って楽しくやっていたんだけど、だんだんAのある言動に、私は傷つき始めた。
Aは男の子の前だと、私を貶めるような発言をするようになったから。
例えば飲み会で、男の子が私を「キレイだね」と誉めると
「だから男とっかえひっかえしてるんだよーw頑張っても遊ばれるだけだよ」
とか
「オシャレでしょ?いかにも男ウケするものばっかり着るんだよねー。」
とか。
「クラブ行くと毎回お持ち帰りされちゃうんだよね」
なんて言われた事もあったり・・・。
確かに、結構好きになってくれる人たちはいたし、服装も大学生の王道・JJやCanCamを参考にしていた。
クラブにもよく行って、そこでDJと仲良くなったり友達を作ったりしてたけど、男をとっかえひっかえしたり、お持ち帰りされたりなんてしたことなかった。
でも、なんか日ごろの私が調子に乗ってるのかな?なんて思って、反省もしてみた。
が、ある時決定的な出来事が。
付き合い始めたばかりの私の彼氏に、Aが
「名無しちゃん、この前告ってきた人と浮気してるよー」
と吹き込んだことが発覚。。
話し合いの末、事実無根だと分かってもらえたけど、私はどうしてもAを許せなくて、彼氏と一緒に「何故そんな事を言うのか?」と問いただす為にAの部屋を訪ねた。
私の追及に「彼と別れさせたかった」と答えるA。
もしかして私の彼氏を・・・?と思ったけど答えは意外だった。
Aは私が好きで、彼と別れさせたかったらしい。
私には何人か外国人の友達がいて、その中にゲイの男の子もいるので同性愛に偏見はないつもりだったけど、いざ自分がその対象となると、面食らってしまった。
「嘘でしょ?」と言う私に、Aは自分の持っているレズもののDVDの数々を持ってきて見せた。
でも更に驚いたのは、Aの日記とアルバム。
日記には私への想いや、私との出来事が連綿と書き連ねられアルバムは私の写真だけでびっしり埋まっていた(気に入った写真は引き伸ばしていた・・・)
私と彼氏は絶句。
Aはちょっと泣きながら、彼氏を憎憎しげに睨んでいた。
その後お互い口もきかなくなって、間もなく卒業した。
今でも思い出すと、何とも言えない気持ちになるなぁ。
コメント
コメントする