今から書く話は俺が大学1回生の時の話です。 

大学に入学したら知り合いを作る為にサークルにでも入ろうかな 
と思っていたら必修課目などの授業で一緒になった人達と親しくなり 
しかもたまたまゼミも同じという事から友達になっていた、だから 
「サークルはいいか」と入るのを辞めていた。友達も出来た事で 
そこそこ大学生活を楽しんでいた6月の終わり頃に、ゼミの教授から 
「○月○日にゼミコンをやります」と随分遅いゼミコンの話を聞いた。 


ゼミコン当日の参加者は全員で10数名程だった、そのゼミコンでは 
酒の力もあってか普段話す事がない人とも話せていた、その中で俺 
はR子という女の子と話をしていた、彼女は大学に通う為にこっちで 
部屋を借り一人暮らしをしていると言っていた、ゼミコンが終わる頃 
には皆とアドレス交換をしていた勿論R子とも 

R子はこっちで一人暮らしの為に知り合いが一人もいなかったらしい 
そこでR子は知り合いを作る為にサークルに入り見事に友達が出来たと 
ゼミコンの時に嬉しそうに言っていた。 

それからもR子とはメールをやり取りし、いつの間にか二人で遊びに 
行くようにもなっていた。最初はゼミで発表する課題の製作を一緒に 
するという名目でR子の部屋にも尋ねる様になり、気がつくとR子と関 
係を持つようになっていた。(本来ならばキッチリと告白をすべきなん 
だけどこの時は「いつか言えばいいか」と思っていた)

夏休みに入る直前R子から「2週間程はこっちに残りそれから実家に帰る」 
と聞いていた。夏休みに入ってもR子と会い関係を重ねていたある日R子から 
「実家に帰る前日はサークルの皆と遊ぶ約束があるから、その前日が夏休みに 
○○(俺の名前)と会う最後の日だよ」と聞かされ、それに対して「わかった」と 
返事をした。 

夏休みも終わりまた大学が始まりR子とも今まで通りの関係を続けていた。 
3週間程たったある日、その日は時間割の影響でちょうど友達もいず一人で 
構内のソファーに座って友達の授業が終わるのを待っていた。 


そうしてるとこっちに3人の男が近づいてき、目の前で立ち止まった。 
見上げると3人とも知らない顔だったので「誰かな?」と思いながら 
ソファーに座っていた。そうすると一人の男(K)が話しかけてきた。 
ちなみに他の男(G)、もう一人は少し怒ってる様な顔した男(F) 

K「△△ゼミの○○君?」 
俺「えっ?そうですけど、誰ですか?」 
K「あの、ちょっと話があるから一緒に来てくれない?」 
俺「いや、つうか本当に誰なの?」 

Kが簡単に説明するとこの男3人はR子と一緒のサークルの人間で 
なんと怒ってる顔をした男(F)はR子の彼氏だと言う、そして俺に 
対してFが話があるみたいなのでKとGは付いてきたらしい(Fがキレそうだったので)

R子に彼氏がいた(つうか彼氏って俺じゃないのいかよっ)と 
聞いて多分俺の顔は凄い驚いた顔になってたと思う。またまた 
Kが「ここじゃあれ何でもうちょっと話が出来る場所に移動しよう」 
と提案してきた(普通なら「俺やられる」と思うかもしれないが、この 
時は余りにビックリしてたんでその提案に素直に従った) 

移った場所は大学の敷地内で人が余り居ない場所だった。そこで初めて 
Fが口を開いた。 

Fが言うにはFとR子は5月の頭ぐらいから付き合いだした、夏休み前から 
R子の様子が変だったんで携帯を見ると俺の名前があった、で今日は俺に 
R子どういう関係なのか聞きにきた、だった。それを聞いて俺もアナタの 
事は一切しらない、俺も自分がR子の彼氏だ、と言い返した。

そこでFがいきなり掴みかかってきた、それをKとGが止めてくれた 
Kが一番冷静で、まずFを落ち着かせてGにFを見ていてもらい、少し 
Fから離れたところに俺を座らせて話を聞いてきた。 

K「突然でゴメンね、でもFが言ってた事は本当で5月の頭頃からR子と 
Fは付き合いだしたんだよ」 
俺「はぁ、本当になんですか?」 
K「これは本当だよ、嘘は付いていない」 
俺「それが本当だとしても俺もR子の事が好きなんで、諦めるのはちょっと」 
K「それは勿論わかってる、だからFにも言ってあるんだけど、R子を呼んで 
話をしないか?」 
俺「まぁ、それがいいかもしれませんね」 

という感じでR子を呼ぶことになった、ちなみにF、G、Kは俺とR子よりも 
一つ年上でKは本当に良い人だった。

正直こんな事になったんで授業も休む事に、友達には簡単に 
理由を説明しノートを後で貸して貰う事にした。 

さっきも書いたが本当にKって人は良い人でR子を待ってる間も 
さっき会ったばかりの見ず知らずの他人の俺を落ち着かす為に 
缶コーヒーを買ってくれた。 

30分後にR子がやってきた、どうやらR子は相当来るのが気まずかった 
みたいで(当然だわな)KがR子と一緒に居た友達(女、サークルが一緒)に 
連れてきて、と頼んでやっときた。

友達に連れられたR子は俯き加減で登場 

まずはFがR子に近寄っていき、「どういう事だ」と問い詰めていた 
それを見る俺、その内にR子が何かをFに言うとFは落ち込んだように 
見えた、次の瞬間バッと俺に近づきまた胸倉を掴んできた、でも 
怒ってはいるが目は涙目だった、すぐにGがFを俺から引き離しKがFに 
「何があったんだ?」と聞いた、どうやらR子はFに対して「こんな事を 
したのは本当に悪いと思ってる、でも今はFよりも○○の方が好きだ」と 
言ったらしい、それを聞いて俺は少しホッとした、でもこんな事をされて 
怒っているのは俺も同じでR子に近づき「どういうつもりなの?」と聞いた 
R子は既に泣いている状態で「ゴメン、本当にゴメンなさい」と俺に謝って 
きた。そこでまた俺が「どうしたいの?」と聞くと「○○さえよければこの 
まま付き合って欲しい」と言われた、正直R子に対してまだ怒りはあったが 
好きな気持ちの方が上回っていたので、許してしまった 

でもこの時に別れたFの方が結果的に幸せだったのかもしれない

二股騒動があった後R子は流石にサークルは辞めたみたいだった。 

それからも俺とR子は二股騒動以前の様な関係に戻りまた付き合い 
始めた、それから少し経った冬休み直前のある日「クリスマスは 
どうするの?」と俺が聞くとR子は「本当は○○と一緒に過ごしたいん 
だけどその日は地元の友達と前からパーティーみたいなのをするから地元に 
帰るの、本当にゴメンね」と言ってきた、まぁそれは仕方が無いと納得し 
「じゃ来年は一緒に過ごそうね」と言ってR子と別れた、冬休みに入りR子 
とも会えなくなり電話かメールのやり取りをする日々が続いた、クリスマス 
直前の23日に友達から「R子を見た」と電話で聞いた、でもR子は地元に帰って 
るはずだしそんな事は有り得ないと思いつつ、R子に電話を入れた中々電話が 
繋がらずやっと出たと思ったら、今度はボソボソっと小さい声で話してすぐに 
電話を切りたがってた様子だったんで「何か変だな」と思い、次の日(24日)に 
R子の部屋に行って見ることにした。

その日の夜に7頃にR子の部屋に向かった「R子は地元に帰ってる」 
と自分に言い聞かし行ってみると何とR子の部屋の明かりが点いて 
いた「何で?」と思いながらもまずは電話で確認してみるとR子が 
すぐに出た「今って地元にいるんだよな?」と聞くとR子は「うん」と 
答える「じゃ何で部屋の明かりが点いてるの?」と聞くと黙り込むR子 
もう訳が判らずにR子の部屋のドアを叩く、中からは「誰だよ」と言う 
男の声が聞こえてきた、もうこの瞬間に「またか」と俺はショックを 
受けてが取り合えずドアは叩き続けた、そうするとドアが開きR子かな 
と思ってると、中から見た事がない男が登場 

俺「アンタ、誰」 
男「お前こそ誰だよ」 
俺「はっ俺はR子の彼氏だけど」 
男「何言ってんの?俺が彼氏だよ」 

みたいなやり取りを男とした、このままじゃらちがあかないんで 
「R子を呼んで」と言うと、男が「R子どういう事だよ」とR子を 
呼んだ 

R子がゆっくりと玄関に登場 

二人揃って「どういう事?」とR子に問い詰めた、R子は 
「そこじゃ近所迷惑になるから、取り合えず部屋に入って」と 
言ってきた、部屋の中に移動し3人が腰を下ろす、まずは男が 
口を開き「R子どういう事だ」と聞いた 

簡単に説明するとこの男こそがR子にとって本命の彼氏で高校の 
時から付き合っていたらしい、R子がこっちの大学に来て遠距離 
恋愛になる、でなぜ今日この部屋に居たのかは初詣をこっちで 
迎える予定だったらしい(ちなみにここは京都)でそれだけじゃ 
あれなんでこっちでクリスマスも一緒に過ごそうという事になり 
部屋にいたらしい(R子は俺にバレるのが嫌だったので必死に抵抗 
したが結局は無理だった)もうそれを聞いて流石に俺も呆れて少し 
の間は放心状態だった(その間に確か男がR子に切れてた)もう馬鹿 
らしくなって(多分俺の顔は少し笑ってた)半笑いの状態でR子の今まで 
してきた事を男に全部教えといた、それを聞いて男はまたR子にブチ切れ 
「それじゃ俺は帰るわ」と行って部屋を後にした、そういや男の声が外に 
響いてた、後は余り覚えてなくて気付いたら家に帰って自分の部屋にいた