結婚して半年くらいの時にトメに突然こう言われた。「嫁子ちゃん、息子は母親の料理の味で育ってるの。だから、嫁子ちゃんの味が合わなくて文句言っちゃうかもしれないけど気にしちゃダメよ!」と。 


主人は私の作った料理に文句を言う所か、いつもおいしいって言ってくれた。 
だから、味が合わなくて我慢させてたのかなーとか、陰でトメに愚痴ってたのかなーとか色々考えてしまった。 

でも主人は相変わらず私の作った物は、美味しいと言って食べてくれてるので、トメに言われた事を主人に言えずにモヤモヤしていた。 

で、暫くしてトメ宅に主人と行ったらトメにこう言われた。 


「息子君、ちゃんと嫁子ちゃんの料理食べてるの~?まさか文句言ってるんじゃないでしょうね?」 

ちょっとイラッとしたあたりで主人が言ってくれた。 
「文句言うなんてとんでもない!嫁子の料理は美味いよ。美味いからつい食べすぎて体重が2kgも増えちゃったよ~。」 

トメの方を見たらバツが悪そうに顔を逸らされたw 
それから間髪入れずに主人は、 

「それに、結婚前食べられなかった料理も嫁子が作ってくれたのは食べられるんだ。何か前より嫌いな物が減ったなぁ。」 

それからトメは私に料理の話はしてこなくなったw 

結局主人の好き嫌いはトメの味付けのせいだったみたい。 

主人の本音も聞けたし、スカッとした~。