トメはメシマズ。味覚音痴で知識がない。単身赴任のウトが休暇で帰ってきた時の話。因みに私はズッ婚の当時19歳 

で、呼ばれて台所へ。そこで見たのはジャガイモの牛乳煮。「グラタンにならないの」と言われた。トメがメシマズと聞いていたが、酷すぎるとポカーンとしてた所ににウト到着。 
で、トメ「嫁ちゃんがご飯失敗してしたから待っててね」と宣う。ウト「しゃぁねぇな、手伝うか」と台所へ。 
ウトが台所を見て一言、「これトメやったんじゃね?」と言い、私は肯定。 
で、二人でトメの手作り料理を再利用。 

したこと 
唐揚げ用の粉がホットケーキミックスだった、肉の味付けがすき焼きのたれだったのを変更(洗って、ニンニク生姜まみれに) 
手作り偽ミートソースを改良(ケチャップにみじん切りの玉ねぎが混ぜられて加熱なし) 
ジャガイモの牛乳煮は、芋を少し寄せて置く、ホワイトソースを作って味付け、マカロニ入れて、チーズかけてオーブンへ 
サラダはマッシュポテトにしてサラダ盛り付け 
ホットケーキミックスで簡易スコーンに

テーブルに並べてたら「パパは料理上手いわ!嫁はちゃんと教えてもらいなさいよ」と。 
ウトに「嫁に料理教えてあげてよーろくに作れないんだからぁ」と自爆 
「いつもレトルトなのになんだ!」「嫁の方が料理ができる」「お前の料理はゴミだ」とかなんとか説教。そこに二階から旦那含む兄弟4人騒がしいから降りてくる 
並べられた料理を見てつまみ食いをして「旨い」「凄い」「毎日食いたい」と騒いでトメ泣く。 
義弟(16)はグラタン、パスタソースが手作り出来るのを知らなかった。ホットケーキミックスはホットケーキ以外の使い道はないとも。それ以前に、トメのメシマズを知らなかった。 
トメは「違う!これはお父さんが作ったの!」と騒ぐ。 
なんかヤバイなと思って「後でちゃんと教えますからとりあえず食べましょう」と言ったら「あんたになんか教わりたくないフジコ」と家出。誰も追いかけなかった 
トメ姉の家に逃げたトメ。私たちは食った。 
それから義弟(16)は毎日家に来て料理をして食べていた。調理学校に行って今は海外修行中。スカッとしたのは、溺愛末っ子を大学進学させずに調理学校へと進路を変えさせたこと。